"A Revealed Preferenced Approach to Computational Complexity in Economics," Echenique, Golovin and Weirman 2010.
一部の計算機科学者に言わせると経済学の市場の理論は使えないということらしい。なぜかというと、そもそも消費者の効用最大化問題さえNP困難ということ。コンピュータにも大変な計算が何で人間に出来るだろうかというわけだ。
しかし経済学者からすると、そのような見方はモデルを文字通りに解釈しすぎているように感じる。計算機科学者がNP困難というとき、それはもちろん最悪のケースを考えているわけだが、実際に消費者が解いている問題は結構簡単な問題かもしれないではないか。
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