494 :名刺は切らしておりまして :2010/06/11(金) 22:13:08 ID:EMckLm2D
昔のアメリカと日本の関係に似てるなぁ。
日本側の異論があることは知っているが、こういう話が思い浮かぶ。
アメリカの企業は、アメリカが技術開発をしたものが、
日本の高品質な大量生産技術によって、
市場が立ち上がった時に持っていかれることを怒っていた。
開発したのは我々なのに!とね。
日本は製品化と量産がうまいだけで、基礎技術は開発していないと言っていた。
それは、間違ってはいない見方ではあったが、
結局、開発しても利益が出ないアメリカ企業は日本に駆逐され、
開発することをやめてしまい、日本の黄金期がきた。
結果、アメリカはITというほかの産業に切り替えた(そこがアメリカのすごいところ)
今現在、日本がサムスンにやられているのは、一緒なんだよなぁ。
アメリカの先例を見ると、ほかの国がついてこれない新たな産業を生み出すのが
解決策となるんだろうが、果たして日本企業にそれができるのやら。
先例だけ見てると、今のまま韓国と勝負しても勝ち目ないよ。利益が出ないことでいずれ開発費が圧迫されるから。
(以前のアメリカ企業のようにね。)
サムスンが、仮にダメになっても、同じようなことをする中国企業や台湾企業、インド企業が
現れるだろうし、同じ土俵で勝負してたら、絶対負けると俺は思う。
498 :名刺は切らしておりまして :2010/06/11(金) 22:20:38 ID:Wkci7UTz
>>494
そのあたりの懸念は90年代頃からされていて
知識集約型産業に移行しないと台湾、韓国、そして中国にも
価格優位で勝てなくなるといういう話はあったはず。
でも、従来型の勝ちパターンしか理解できない団塊の連中は
これまでと同じやりかたで勝てると思っていたんだろう、というか今でも思っている。
(いまでも、円安の誘導をしきりにしているし)
台湾には完全に抜かれた感がある。
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