2009/05/24

究極の勝利

清宮克幸「究極の勝利 ULTIMATE CRUSH―最強の組織とリーダーシップ論」講談社。

細部は各組織に依存するところも多いだろうが、大筋はたしかに最強の組織として必要だと納得できる。

・非科学的な精神鍛錬と科学的肉体トレーニングを混ぜる。(経験則と理論の折衷)
・できなかったこと自体ではなく、そのような状況を許してしまったことの不作為を責める。
・変化可能がどうかで「完了」「未完了」のケジメをつける。
・朝令暮改よりも軸がブレないことのほうが重要である。軸に照らしてみて正しいと思ったら前言撤回してよい。自分が正しいときは筋を通すのがよい。
・システムによる全体の統制に、アドリブによる個人の判断があってこそ臨機応変の対応ができる。
・全体的な要請は最小限に抑え、個々の自主的な能力構築の時間を大きく確保する。

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