2009/09/19

Takeuchi and Nonaka (1986)

Hirotaka Takeuchi, Ikujiro Nonaka (1986) "New New Product Development Game," HBR.

日本企業(富士ゼロックス、キヤノン、ホンダ、日本電気、エプソン、ブラザー)と米国企業(3M, Xerox, IBM, Hewlett-Packard)の事例を示した上で、新製品開発の業務の進め方はリレー形式よりはラグビー形式が望ましいと論じている。つまり、

(a)トップは大まかな挑戦的目標をプロジェクトチームに丸投げし、
(b)そのチームにおいては、自分で決められる自律性、限界を超えての挑戦魂、異分野共同の特徴があり、
(c)時系列的な仕事をリレー的に引き継ぐのではなく、オーバーラップした引継ぎ期間を設けており、
(d)各階層各部門での学習があり、
(e)創造性を殺さずに自発性を重んずる管理があり、
(f)ひとつのプロジェクトにおける学習成果は他のプロジェクトに伝達される

という特徴があるというのだ。

スクラムの元になった資料 - [ハーバードビジネスレビュー] New New Product Development Game

0 件のコメント:

コメントを投稿