2009/09/05

Dixit and Stiglitz (1977)

Monopolistic Competition and Optimum Product Diversity
Avinash K. Dixit; Joseph E. Stiglitz
The American Economic Review, Vol. 67, No. 3. (Jun., 1977), pp. 297-308.

規模の経済が働いているとき、色々と仮定を置かないと単純化できない。第一に、完全競争では赤字となるので、結局は独占競争プライシングとすべきである。第二に、一財の集中消費よりは多財のバラエティ消費のほうが満足できるはずなので、無差別曲線は凸性を持っていなければならない。

CES関数は色々と便利な性質を持つ。最適解は所得に比例するので、所得分布がどんな形であっても集積することができる。代替の弾力性がセクター毎に異なると、いずれかのセクターを集中消費する複数均衡が生まれる。

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