Stephen Ross Yeaple (2005) "A simple model of firm heterogeneity, international trade, and wages," JIE.
授業で聞いた話だと、Melitzモデルの拡張だった気がする。ホモ財とヘテロ財に分けて、ヘテロ財をさらに高スキル財と低スキル財に分ける。技術競争のために高スキル財のみ輸出可で、ホモ財は低スキル財産業でも吸収できない低スキル労働者の雇用を吸収する。つまり、スキルの差は企業そのものというよりは労働者のほうにあって、高スキル労働者が集まって高スキル財産業を形成し、低スキル労働者が集まってホモ財産業を形成し、それ以外が低スキル財産業を形成したと考えてよいだろう。そして、企業の生産性は労働者のスキルの関数となっている。この論文では、貿易を通じて高スキル財産業の賃金が上昇するとともに、低スキル産業の賃金が低下することを示し、さらに貿易を通じて生産性が成長すると結論したようである。
まとめスライドも発見した。
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