Lerner, Abba P. (1961) "The Burden of Debt," Review of Economics and Statistics, Vol. 43, No. 2 (May, 1961), pp. 139-141.
他の投資の代わりに行なわれた公共事業が資源を使い果たすことで、民間消費が減ってしまうことを、将来世代の負担とするべきではない。公共資本が将来世代に便益を与えるとも言えるのである。Lernerは機能的財政の主張をしている。失業が発生しているときには財政出動を行ない、インフレが発生しているときには財政を緊縮させる。フィリップス曲線の議論では、失業とインフレはトレードオフの関係にあるので、財政出動によって必要以上に失業を抑えることはしない。
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