ポール・クルグマン(2000)『良い経済学 悪い経済学』山岡洋一訳、日本経済新聞社。
レスター・サローやロバート・ライシュといった経済学者は日本でも有名だが、クルグマンはこれらの経済学者に好意的でないようだ。クルグマンの立場としては、企業レベルでは競争はあるかもしれないが、国家レベルではプラスサムなので、国家の競争力という概念を否定する。おそらく、サローやライシュは国家同士が市場を浸食しあっていることを描写していたのだろう。だいぶ前に図書館で借りただけなので、内容はほとんど忘れてしまったが、おそらくクルグマンなりに国際経済を解説していた気がする。とにかく、戦略的貿易政策が諸悪の元凶なのだ。
http://d.hatena.ne.jp/kuma_asset/20090301/1235913189
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