Cogan, John F., Tobias Cwik, John B. Taylor and Volker Wieland (2009) "New Keynesian versus Old Keynesian Government Spending Multipliers," NBER Working Paper No. 14782.
Abstract
財政政策に関してどのような数量モデルを使えば政策評価ができるのかということが新たな争点となってきている。不確実性をモデル化するという要請から、仮定をいじっても頑健な政策評価ができるということが重要となる。しかし、現在の財政政策による景気刺激案を実際に評価するために使われているモデルは頑健とは言えない。主流のNew Keynesianが主張している政府支出乗数は、Old Keynesianの政府支出乗数よりも大変小さいものとなっている。Smets-Wouters modelで追試したけど、Romer-Bernstein modelよりも効果が小さかった。
著者にNew KeynesianなTaylorも名を連ねているから、Old Keynesianな米政府を批判しているんだと思う。
http://yanagibashi.blogspot.com/2009/03/new-keynesian-versus-old-keynesian.html
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