デイビッド・G・ボールドウィン(2001)「メジャー・リーグ流コーチング」『コーチングの思考技術』ダイヤモンド社。Baldwin, David G. (2001) "How to Win the Blame Game," HBR, July-August.
結論から言えば、以下の5つが普遍的鉄則である。
(1)非難すべきかどうかのTPOを判断する。
(2)非難は個別に行ない、称賛はみんなの前で行なう。
(3)非難しないまま放置することが一番最悪。
(4)間違った非難に対してフォローする。
(5)非難とともに傷つける自信に注意する。
具体化すれば、以下のような実践ができる。
(1)散漫した注意力には叱責、
一時的なスランプには応急措置的アドバイス。
(2)感情的な非難を防止するために、
近くに「怒りのぶつけ役」を置いても良い。
(3)本人にかわるイケニエを利用することで、
名指しせずに「状況(=イケニエ)が悪かった」と非難できる。
人には非難しない。状況を非難する。
(4)間違った非難とは、単なる責任の押しつけのことである。
(3)の方法が使える。
(5)称賛を惜しまない。
非難は自信の向上という観点から活用する。
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