2009/03/05

大竹(2009)

大竹文雄(2009)「労働経済学研究に求められるもの」『日本労働研究雑誌』2009年2・3月号(No.584)。

経済学を経済政策へと落とし込むことは、最新の経済現象を追いかけることが一見して良いかもしれない。しかし、万物の流転は研究よりも早く、実証データを正確に分析しつつ追いついていくことはとても気力が必要である。政策研究にとって必要なのは、むしろ質の高い様々な研究を普段から行なうということである。それでこそ、しっかりした学問的裏付けを自信として政策を分析することができる。

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