2009/03/13

バトラー・ウォルドループ(2001)

ティモシー・バトラー、ジェームス・ウォルドループ(2001)「キャリア・デザインで優れた人材を活かす」『コーチングの思考技術』ダイヤモンド社。Butler, Timothy and James Waldroop (1999) "Job Sculpting: The Art of Retaining Your Best People," HBR, Sep-Oct.

(1)仕事で幸せを感じる要因は能力、価値観、人生の目的であると研究されている。
(2)まずは人生の目的を探らなければならない。すべての仕事は以下の8つの組み合わせとして分類できる。
-技術マニア
-定量分析マニア
-抽象的な理論が好き
-新しく生み出すのが好き
-相談に乗るのが好き
-人付き合いが好き
-仕切るのが好き
-アウトプットが好き
(3)人事部は会社のローテーションで考えるし、ひとりひとりの素質を把握しているわけでもない。キャリア・デザインを人事に丸投げしてはいけない。
(4)直属の上司が直属の部下の「人生の目的」を把握してはじめてキャリア・デザインが始まる。
(5)仕事を変化させて、満足度を与えさせるべきである。
(6)短期的にはポストのやりくりが難しくなるが、長期的には優秀な人材の転職を避けることができる。

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