(1)「1998年の金融不況以後の雇用悪化の特徴とは?」
⇒雇用を支えてきた中小企業やサービス業の停滞深刻
⇒従業員の高齢化がすすんだ組織で雇用削減が顕在化
(2)「社会全体の少子高齢化が失業に与えるインパクトは?」
⇒高齢化は失業率の高い若年の割合を引き下げ、失業率の上昇を抑制
⇒ホワイトカラーと同時に、ブルーカラーの長期失業が中高年で深刻化
(3)「今後求められる中高年への雇用対策とは?」
⇒再就職のために企業と企業の連携を深める対策を
⇒民間再就職支援ビジネスの活用などカウンセリング充実を
(4)「パートタイムの増加はフルタイムの雇用を奪っているか?」
⇒フルタイムを減らす代わりにパートを増やしている事業所は少数派
⇒ただしフルタイムが減少するなかでパートタイムの「基幹化」も進む
(5)「自営業減少の特徴は?」
⇒自営女性の廃業に歯止めをかける対策を
⇒「失業から開業」は困難化しており期待薄
(6)「その他、必要な雇用対策全般について」
⇒失業対策と同時に非労働力対策を
⇒雇用創出・喪失に関する統計整備を
http://www.esri.go.jp/jp/archive/bun/bun170/bun168.html
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