Woodford, Michael (2009) "Convergence in Macroeconomics: Elements of the New Synthesis," American Economic Journal: Macroeconomics, Vol. 1, Issue 1.
まとめ
→http://d.hatena.ne.jp/tazuma/20090130
メモ
1960s以前
IS曲線とLM曲線のどちらが垂直的か。
財政出動と金融緩和のどちらが需要促進的か。
1960s-early 1970s
新古典派統合とマネタリストの対立
比較静学か時系列か。
late 1970s-1980s
新しい古典派とリアルビジネスサイクル論の登場
Keynesianと比較すると、
共通点:短期的な構造モデルの構築。
相違点:異時点間の一般均衡の導出。
現状のコンセンサス
1)異時点間の一般均衡による基礎付け。短期と長期を結びつける。
2)計量経済学による構造の実証。
3)期待の内生化。とくに政策ルール変更による期待の変化に注意。
4)撹乱項が景気変動の源。
5)金融政策はとくにインフレ率の制御手段として効果的である。
現状の議論
現状のDSGEモデルはあまり厳密でないと批判されている。
DSGEモデル以外で有用なモデルがない以上、厳密性を追求する経済学者は政策提言が全くできなくなってしまう。
などなど
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