草間俊介、畑村洋太郎(2005)『東大で教えた社会人学―人生の設計篇』文芸春秋。
もともと機械科に進むつもりだったが、大学入学後に読んで日本に危機感を抱いた。
悲観的な日本の先行きの中、日本の技術流出は止まらない。技術者軽視がものつくりの国を堕落させたのだ。これは林・プレスコットが長期不況の原因をTFP低下に見出したことと合致する。コミュ力不足を理由として理系が管理職からパージされ、マネジメントには技術的な視点が欠如しているという。このままでは国が沈没する。
逆に、こうした世の中だからこそ独立自尊を徹底しなければならない。
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